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農産基金協会理事長新年ご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

 

昨年は、5月下旬から6月上旬にかけて、さらには7月下旬にも 一時日照不足となったものの、おおむね高温傾向・多照で経過したことにより、農作物全般、順調に推移した一年でありました。

 

豆類の作柄について、一部の菜豆を除き、大豆、小豆とも、収穫量・品質、製品歩留まりも良好とのことであります。

馬鈴しょでん粉については、ライマン価も高く、生産量も増加の見込みです。

当協会の事業として、特に、馬鈴しょでん粉については、生産目標面積の確保に向けた事業として、「令和6年馬鈴しょ安定供給緊急対策事業」を実施いたしました。

 

また、当協会の運営について、主な財源であります基金の運用益は、依然国内金利は低い状態ですが、国際的な金利上昇などにより、利回りの良い銘柄も出始めておりますので、今後とも安全性を最優先とし、効率的な運用管理に努めます。

 

気候変動や世界情勢、さらには生産資材価格をはじめとした物価高騰など、厳しい農業経営情勢ではあります。この難局を乗り切り、新しい年の営農につなげていかなければと思うところであります。

 

本年も皆様がご健勝で、豊穣の年となりますようご祈念申し上げご挨拶とさせていただきます。

 

 

公益社団法人北海道農産基金協会

理事長  樽󠄀 井  功